ラウンド型小銭入れの作り方を確立すべく緑色のものを制作(4/4)

レザークラフトで作ったラウンドファスナー型小銭入れ

レザークラフトでのラウンド型小銭入れを作っている。
ラウンド型小銭入れは、ここまでに何個か全く同じものを作っているが、どうもしっくりこないので、練習を重ねる意味でも、また同じものを作っている。

これまでの作品

これまでの革細工

上の写真が、過去に制作した作品の一部だ。
茶色の小銭入れはこちら焦げ茶色の作品はこちらで紹介している。
いまいち完成品に満足していないのと、段取りが悪かったという問題点から、正しい作り方を確立すべく、今回また、レザークラフトをやっている。

これまでのレザークラフト

ここまでに、全行程の2/3以上は完成している。半分ほどまでを完了している。
前回までのレザークラフトについては、3ページに渡ってまとめた。

最初に行ったのが、革の染色。
そして切り出し。
革を切り出す時に、革の繊維方向と荒裁ちの方向があっていないくて、革のサイズがギリギリだった。
切り出してコバを整えた革を元に、内装を作ったのが2番目の工程。
ファスナーを貼ったのが、3番目の工程だ。

ラウンドファスナー型小銭入れ

これまでの工程で、でき上がったラウンドファスナー型小銭入れは、上の写真だ。

ラウンドファスナー型小銭入れの作成に使用した型紙

一応、使用した型紙もここで紹介しておく。
詳しい型紙の作成方法とダウンロードは、下記リンクから確認できます。

ラウンドファスナー型小銭入れの型紙

↓↓型紙のダウンロードはこちら↓↓

 今回の作品を作り終えて、まずかった所を若干修正してあるので、紹介した型紙と、実際利用した型紙は若干違う。
具体的には、マチの形状だ。
なので、紹介している写真と、リンク先の型紙で整合性は取れていないが、あまり気にしないでください。

マチへ菱目打ちを貫通させる

これまでのあらすじはこれで終わり。
今回の工程はここから。

菱目打ち

外装と内張りを取り付けたが、内装には穴が開いていないので、外装に開けてある菱目打ちを目印に穴を開ける。

ファスナーを菱目打ち!?

菱目打ちしたファスナー

注意せずに菱目打ちをしていたら、ファスナーが内側に潜り込んでいたのに気づかず、ファスナーに菱目打ちをしてしまった。
なんとかなるかと思ったが、なんともならない。
ファスナーが上がらない。
なので、やり直し。
せっかくここまで来たのに残念だ。

ファスナーを剥がす

もうここで投げ出したいとすら思ったが、ここは我慢。
ファスナーを剥がして、内装も剥がす。
そして、ファスナーを内貼りに貼り、外装を貼るという、前回と全く同じ工程を行う。

外装と内装を組み立てる

コインケースの内装と外装

元の状態に戻った外装を、内装(コインケース)に貼り付けるのが次の工程。

内貼りとマチの内側を5ミリほど荒らす。
写真だとかなり汚く見える。
これは、ファスナーを壊した後なので、焦っていたからだろう。
実際はもっときれいに行わなくては…。

荒した面に接着剤を付け、乾いたら、外装の中に内装を入れるような形で接着していく。
この工程、内装が外装に入らなさそうで一見難しそうだが、意外と簡単だ。

ほぼほぼでき上がったラウンド型小銭入れ

マチを圧着すれば、見た目はできあがり。
だいぶ完成形になてきた。

最終工程・マチの縫い付け

マチへの穴開け

マチにはまだ穴が開いていない。
なので、表面から菱ギリで穴を開け、貫通させる。

レザークラフトの最終工程

そして、縫い付ける。

ここでまたまた事件発生

全てできて、ファスナーを上げようと思ったら、大ミスに気づいた。
なんと、玉ファスナーに糸が絡みついていた!
もちろん、ファスナーは上がらない。

ファスナーを縫い付けてしまった!!

本来なら当然、糸を全部切って最初からやり直し。
だが、ファスナー針のところで大失敗していてもはやその気は起きない。
なので、玉のところで糸を切って、無理矢理焼き締めた。

ラウンドファスナー型小銭入れの完成

そして今回のラウンドファスナー型小銭入れはできあがった。

レザークラフトで作ったラウンドファスナー型小銭入れ

やはりファスナーはずれている。
そしてゆがみも気になる。

ゆがみ

まだもう少し練習しないと、人に渡せるレベルにはならない。
が、ラウンド型ファスナー小銭入れもだいぶ溜まってきた。
ていねいな作りを心がけて、早くうまくなりたい。

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