改々良版・ラウンドファスナー長財布を作ってみるその2:カードケース編

財布のカードケースとコインケース

新しい型紙で、より精巧にラウンドファスナー型の長財布を作ってみることにした。
今回は、カードケース作成編。

前回のあらすじ

前回は、型紙をもとに材料を切り出した。
一番大きな型紙はA4サイズ以上になる。
このためプリンターが使えなかったので、型紙は工作用紙に転写して作った。
そして、今回作るカードケースの中央部分に、コインケースのファスナーを縫い付けた状態になっている。

ロングウォレットの型紙

上にも書いたように、今回作成するラウンドファスナー型ロングウォレットの型紙は、最大サイズがA4となる。
コインケースとカードケースを一体化したためだ。

レザークラフト用型紙

ということで、プリンターでの出力は厳しいかもしれないので、寸法を見ながら工作用紙などに転写して使ってください。
型紙は、フリーで自由に使ってもらって結構です。

レザークラフトで作る、ラウンドファスナー型長財布の型紙(無料ダウンロード)

土台にカードケースを縫い付ける

まずは、革同士が接着する部分の銀面をヤスリで荒らす。
最近は省力化のためにルーターを使っている。

削って接着剤がつきやすくなったら、写真のように、土台にカードケースの部品となるTシャツ型のパーツを接着する。

Tシャツ型パーツの貼り付け

そして、底部を菱目打し、縫い付けていく。

菱目打ちして縫い付け

カードケースを全部つけ終わったら、袖の部分を縫い付ける。
今回の財布の場合、コバが厚くならないよう、マチとカードケースは一体化して縫うのではなく、5ミリほど内側でカードケースのみを縫い付けている。

ロングウォレットのカードケースの端っこ

カードケースは全て取り付けた

財布の内装が完成した様子

上記の工程をすべて完成させ、カードケース中央部を縫えば、財布の中身がほぼほぼ完成。

マチの取り付け

次はマチの取り付け。
コインケースを折りたたんでマチを貼り付ける。
パーツの中央にあるファスナーの部分を中心として山折りにする形となる。

財布のマチ

上の写真がマチを取り付けたところ。

ラウンド型長財布の内装

折りたたんでマチとコインケースを縫い付けると、急に財布らしく見えるようになる。

マチを縫い付けた状態

今回はここまで、次は外装の作成

内装はほぼほぼできた。
あとは外装を作って、内装と外装を縫い合わせるだけ。
そしたら財布の完成。

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感想、コメントなど

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  1. たかとし says:

    レザクラ初心者です。
    AMAZONでレザーセットを購入すると、何に使えばよいか分からない5mm厚のとても分厚く堅いレザー(A4サイズ)が入っていました。
    このレザーから作れるものって何でしょうか???

    • 敏夫 says:

      5mmだと、マウスパッドぐらいでしょうか。
      自分もレザークラフト初心者の頃買ったハギレの中に4mmぐらいの革が入っていて、いまだに持て余しています。。

      • 匿名 says:

        早々の返信ありがとうございます。
        あまり使い道なさそうな革ですね^^;;
        やっぱりハギレセットは、安いので買ってしまいましたが、初心者向けではないですね。

        • 敏夫 says:

          厚さ1mmのヌメ革を買うといいと思います。

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