【改々良版】ラウンドファスナー長財布の型紙

何度も調整しながら型紙を作ってきたラウンドファスナー型長財布の型紙。
だいぶいい感じになってきたので、再度公開する。

以前公開したラウンドファスナー型ロングウォレットの型紙

以前公開した型紙は、その前のものに比べて、よりマチの部分をきれいに縫い付けることができるもの。
おかげで、前々回に問題だった、下写真の部分はきれいに縫い付けることができるようになった。

今回の型紙の特徴は部品点数を少なめにしてよりきれいに作れるところ

でももっと上を目指したい。
ということで気づいたところが、
「コインケースと札入れはどうせ最後に縫い付ける」
なら、コインケースと札入れは一体化してしまえばよいのではということで、一体化してみた。

部品点数を少なくすれば、縫い目が少なくなり、見栄えもよくなり、クオリティが上がる。

できあがった型紙

それでできあがったラウンドファスナー型長財布の型紙がこちら。

線が細すぎて画面では見にくいので、一番下のダウンロードボタンからダウンロードした後に拡大して見るか、プリントアウトしてもらえるとよく見えます。

型紙の使い方

型紙のうち、最後から2枚目は個人用なので、無視してください。

ポイントは最終ページの大きな型紙。
この最終ページの型紙が、コインケースと札入れを合わせたものになる。
作り方がないとわからないかもしれないが、実際は折り返して使うことになる。

残念ながらA4サイズには収まらないので、直接プリントアウトして使うのは難しいかも。

なので、寸法と主要な目印だけ工作用紙に描き写すといいかもしれないです。

赤色の線は、実際に貼り付けたときのイメージです。

この型紙の弱点

この型紙の最大の弱点はやはり、A4のプリンターで印刷できないということにあるのではないだろうか。

そして、大きな革を切り出さなければならないので、端切れしか持っていない人は、この型紙は使いにくいかもしれない。

ということで、従前どおりの型紙を使いたい人は、一つ前のバージョンを使ってみてください。

この型紙を使った財布の作り方

実際に財布を作る様子は、徐々に公開していきます。
まずは余った革を利用してテスト的に作ってみたので、しばらくお待ち下さい。