- これまでキーケースを作る必要性がなかったので特に作ってこなかったが、友人から制作を頼まれたので、作ってみることにした。
キーケースは初心者レザークラフトに向いている件
作っていくうちに、キーケースは、レザークラフトを始めたばかりの初心者にとても向いていると思った。
その理由は、
・わりと簡単に作れる
・やることが少ないので時間がかからない
・縫い以外にも、ホック止め、カシメ打ちなどのあるので、学びが多い
ということ。
このキーケース、作ろうと思えば、数時間で作れてしまう。
また、上に挙げたように、ホック打ちやカシメ打ちなど、レザークラフトでは基本となってくる工程が盛り込まれている。しかもそれぞれの点数は少なく、学びを得るのにぴったりだ。
今回は、基本的なキーケースから応用して、スマートキーを収納できるものを作ってみることにした。
必要な副資材
キーケースを作るにあたって、革以外に、
・糸
・バネホック
・キーを止める金具(3連とか4連とか)
が必要となる。
スマートキーをつけるなら、キーを止めるストラップをつけるカシメも必要となる。
キーを止める金具には通常カシメがついているが、長さが合わないことがあるので、準備しておいたほうがよいかもしれない。
今回作るのは、スマートキーホルダー付きのキーケース
ふつうのキーケースならもっと型紙を単純化できるが、オーダーを受けたのが車のスマートキーを収納できるタイプだったので、若干型紙が複雑化している。
スマートキーケースなしでキーケースを作るとなると、型紙も若干変更となる。
スマートキーを保持する方法
スマートキーを保持するために、今回はヌメ革を濡らして変形させる方法を使った。
ヌメ革は濡らすと柔らかくて変形しやすくなる。
乾くと、形が固定しやすいので、革のサイズを小さめに作った上で、革を濡らして、スマートキーを押し込んでおく。
すると乾くと、スマートキーがきっちり入る大きさになる。
本格的にやろうとするなら、型を作るのだが、型を作る技術もないし、そもそも一点物なので、この方法でじゅうぶんだ。
唯一注意するのは、濡らしすぎてスマートキーを水没させないことぐらい。
スマートキーケース付きの、キーホルダーの型紙
できあがったキーケースの型紙がこちら。
表記が英語になっているのは気にしないでください。
これだけではわからなさすぎるかもしれないので、いずれ作り方も載せようと思う。
型紙はいつものように無料でダウンロードできるので、ご自由にどうぞ。
追記:この型紙は、このまま使うとキーがはみ出る場合があるなど問題が多く、改良版を製作中です。ですので、このままのご使用はお控えいただければと思います。
PDF公開 ありがとうございます。
キーホルダーの取り付けは、反対のほうがよろしいです。
長い鍵のものはホルダーから足が出てしまいます。
車のカギケースは、下にマチをつけると落ちないようになります。
アドバイスありがとうございます。
キーが下にはみ出るのは気になっていました。
アドバイスを元に型紙を改良したいと思います。
質問失礼いたします。
pdfの方、ダウンロード、印刷させていただきました。
こちらの型紙、A4サイズの紙で印刷したところ辺の長さの表記と実際の長さが違って困惑しております。どのようなサイズで印刷すればちょうどよいでしょうか?
それは大変失礼しました!
寸法表記の誤りと思われます。
この型紙は、キーによってははみ出ることもあるので、只今改良版を製作中です。
ですので、この型紙にとらわれることなく、改良してお使いいただければと存じます。
返信ありがとうございます。
ほかの作品など、作り方がわかりやすく乗っていたため、こちらの作品も作り方が更新されるのをのんびり待ってます。
お忙しいところ、ありがとうございます。