菱目打ちがどうしても斜めになってしまう。
困っていたところ、友人にアドバイスをもらった。
菱目打ちの種類
レザークラフトの基本中の基本、菱目打ちとは革に穴を開けていく工具のひとつ。
菱目打ちは、革に穴を開ける時に使うポンチのようなもので、一度に穴を開けられる数により、4本目打ち、2本目打ちなどがある。
先端の尖った部分が多ければ多いほどたくさんの穴を一度に開けることができ、10本菱目打ちなるものも存在するらしい。
当然菱目打ちの数が多ければ多いほど直線上に穴を開ける時に斜めになりにくい。
一方、尖った部分が多いものはカーブを得意としないので、曲線部では、2本目打ちや1本目打ちを使うことになる。
菱目打ちの名前の由来
菱目打ちは、その名前のとおり、開けた穴が菱形になっている。
よーく見ると、穴の形がわかる。
穴の形が菱目になっていることにより、縫い目も独特な形になる。
菱目打ちの基本
菱目打ちをする前に、まずは目印となる線を革に罫書く。
我が家では、ケガキに、建築製図用の古いデバイダーを使っている。
専用の道具もあるけど、これで事足りている。
先に沿って菱目打ちを革に垂直に立てて、菱目打ちをハンマーで叩いていく。
直線部分の菱目打ちでは、穴が斜めにならないように、かつ等間隔に穴を開けることができるように、直前に打った穴に菱目打ちを一穴かけて穴を開けると比較的きれいに穴を開けることができる。
というのが理論上の話。
でも実際に穴を開けてみると、等間隔にはなるものの、ケガキ線がうまく見えず、どうしても穴あけがガタガタになってしまう。
菱目打ちを真っ直ぐにする方法
菱目打ちをする様子を見ていたレザークラフト歴の長い友人が、
「菱目打ちは体に対して水平にではなく垂直にするとよい」
と教えてくれた。
つまり、体の奥から手前に向けて穴を開けていくということ。
こうすればケガキ線も見やすいのでまっすぐに穴を開けることができる。
ということで、アドバイスを受けてから、菱目打ちの精度は大幅に上がった。
参考になります。
菱目打ちが作品の仕上がりにおいてとても重要だと思い、どうやったらまっすぐな直線で菱目が打てるかを探していました。
練習してみます。ありがとうございます。
友人からの受け売りですが、たしかに奥から手前に菱目打ちすると、きれいに打てますよー。
ハギレで菱目打ちの練習してますが、なかなかまっすぐ打てませんでした。
レザークラフト工程の中で菱目打ちがいまだに一番緊張します。
というか恐怖です。(素材をダメにしそうで)
これからも参考にさせてもらいます。
ありがとうございました。