手帳型スマホケース(iPhoneケース)の作成(カードケースの作成と仕上げ):2/2

手帳型iPhoneケースを作っている。
カード収納スペースがたっぷりある便利(と思っている)ものだ。
ここまでに材料の準備を終えたので、縫製の工程に入っていく。

ここまでのレザークラフト

最初に、前編を読んでいない人のために、材料の準備をざっと公開。
まずは型紙を作った。
型紙は下の画像のような感じ。

iPhoneケースの型紙

型紙のダウンロードはこちら

必要な材料は、外装の革。
今回は1.5ミリ程度の栃木レザーを使用。
内装には、0.9ミリのナチュラル色のヌメ革を使用。
肝心のスマホケース部分は、100円ショップのプラスチック製ケースを使用することにした。

以上が前回のおさらい。

フラップの作成と取り付け

型紙通りに切り出したフラップに、バネホックのメスを取り付ける。
本体の、カードケースを取り付ける部分には、オスを取り付ける。
この時、うっかりして、オス側をゴールドに、メス側をシルバーにしてしまった。

スマホケースのフラップ

フラップは、本体の銀面を荒した後に、二重で縫い付ける。

フラップ拡大写真

正しい作り方がよくわからないので、銀面を荒らしたが、もしかしたら、銀面は荒らす必要が無いのかもしれない。

バネホック

荒らした銀面とフラップ側に接着剤を付け、よく乾かしたあとに両者を貼り付けて、縫い合わせた。

カードケースの作成

カードケース部分の縫い合わせが今回のレザークラフトの始まり。
T字型に切ったカード段をベースに貼って、縫っていく。

カードケースの裏側

ロングウォレットを作った時と全く同じ工程だ。
各パーツをT字型にするのは、できあがった時にコバ面が分厚く見えないようにするため。

レザークラフトの難しいところ

というのが理屈なのだけど、実際に表面を縫い付けると、きれいにならず、なかなか難しい。
パーツの左右が微妙にあっていない。

iPhoneケース制作中

完成したカードケースは、本体に接着剤で貼りつける。

カードケース側、外周の縫い付け

銀面から、菱目打ちでカードケースの部分に穴を開けて縫う工程。
革が最大で三重に重なっているので、菱目打ちが難しい。
ロングウォレットの時と同様、菱目打ちがガタガタになってしまった。

レザークラフトの縫い付け

菱目打ちをまっすぐに打つ方法を友人に習ったのだが、なかなかこれがどうしてうまくいかない。

プラスチックケースの縫い付け

右側には、プラスチックのケースを革に縫い付ける。
コンクリート穴あけ用ドリルで開けた穴の上から革にキリで目印を付けて、穴を開けて、革を縫っていく。

縫い穴

この時、縫い方向をプラスチックケースの長辺方向に2線としてしまった。
写真のような方向に縫い付ければ、カードを入れることができるポケットができたのに…
ということにはこの時全く気づかず、友人に指摘されてはじめて気づいた。

プラスチックケース

プラスチックケースを土台となる革に縫い付けたら、土台を本体に貼り付ける。
そして、カードケース側と同様に、菱目打ちをして、縫い付ける。

完成!

レザークラフト製スマホケース

最後に、コバ面にトコフィニッシュを塗り込み、よく磨いたら完成。

事件発生!

入らないいPhoneケース

大きな事件が発生した!
完成したiPhoneケースにiPhoneを入れると、なんと入らない!
入れようとしてもしても、iPhone が跳ね返ってくる。

どうやら、プラスチックケースにドリルで穴を開けた際に、バリをよく取らなかったのが原因のようだ。
バリの部分が出っ張っており、iPhoneが跳ね返ってきている。

というわけで、全く使い物にならないiPhoneケースを作ってしまった。

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