今回のレザークラフトは、笹マチ型の名刺入れ。
もう何度も作っているので、だいぶ慣れてきた革細工だ。
革はクラフト染料での染色
革は、レザークラフトの定番、ヌメ革を染色した。
線色にはクラフト社のクラフト染料を使用。色は黄緑色をチョイス。
黄緑色は、発色がよく、色がすごくきれいな上に、既製品でもあまり見かけることがないので、革細工に最適だ。
水とクラフト染料を目分量で1:1に割った液体で、表(銀面)と裏(床面)を化粧用コットンできれいに染色する。
一度塗った後じゅうぶんに乾かし、再度染色。
そして銀面、床面とも二度塗りした。
じゅうぶん乾燥したら、床面はトコノールで仕上げる。
そして両面をレザーコートというレザークラフト用のコーティング剤で仕上げる。
カードケースの型紙
カードケースの型紙は、いつもの名刺入れ用の型紙を使用。
微調整しながら、もう何度もこの型紙を使っている。
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革の切り出し
まず最初に、革の上から型紙を置き、円錐で外周に目印をつける。
そして目印に沿って型紙に沿って革を切り出す。
革を切り出したのが上の写真。
今回は、マチの部分を圧着し、あらかじめ形を作っておいた。
上の方で、黄緑色は「鮮やかに染まる」と書いたが、写真の色はカメラのホワイトバランスのセッティングが自動になっていたため、かなり青っぽく写っている。
実物はもう少し黄色っぽく、すごくきれいだ。
経年変化も楽しめそう。
マチの貼り付け
次に、本体の下側にマチを貼り付ける。
貼り付ける際には、両方の部品の接着面をカッターで荒らし、接着剤を塗布した上で、半乾きになったところで貼り付けた。接着剤は、いつものGクリアーを使用。
せっかく圧着ローラーがあるので、接着後はローラーで圧着した。
接着してから、名刺を出し入れする部分(写真手前側)を磨いていないことに気づいた。
なので、クラフト染料を綿棒に取りコバに色を付けたあと、薄くトコノールを乗せ、ウッドスリッカーで磨いた。
ホックの取り付け
組み立てに入る前に、ホックを取り付ける。
ホックは、バネホック(小)を使用。
表側に部品が出ないように、メス側にはハンシャという部材を使う。
今回の行程はここまで。
次回は縫い合わせを行う。
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