総マチ型の名刺入れの型紙を作った。
総マチ型名刺入れの型紙は2パターン目だ。
総マチ型とは
総マチとは、マチの部材が1つのみで構成されているという意味。
カードを出し入れする開口部以外が、すべてぐるりと1つの部材で囲われているものを、総マチ型という。
総マチ型カードケースの型紙を新たにデザインしようと思ったわけ
上にも書いたように、総マチ型名刺入れの型紙は2パターン目だ。
↓↓パターン1の型紙はこちら↓↓
今回新たにデザインしようと思ったのは、前案は無難だけど、没個性的で、オリジナリティに欠けているから。
カードケースに限らず、他のものすべてに言えることだが、普通に見かけそうなデザインのものばかり作っている。
そのくせクオリティとなると、市販の商品の足元にも及ばない。
せっかくのDIYなので、何か目新しいものにチャレンジしたいし、他にはないものを作ってみたい。
ということで、少し変わったものに挑戦してみることにした。
名刺入れの形
曲線を使ったフォルムに
前回の総マチ型カードケースと同様、作図しやすく、かつ見栄えがよい、曲線を多用した。
Illustratorは、本当にベジェ曲線がきれいに書ける。
ベジェ曲線をきれいに書けるというのは、CADにはない魅力ではなかろうか。
ホックを強調するモデルに
なんとなく、ホックを強調したモデルとしてみた。
基本はバネホックを使っているが、ホックの頭を変えることによって、よろオリジナリティの強いデザインにすることができるかもしれない。
でき上がった図面
でき上がったカードケースの図面がこちら。
非常にきれいなフォルムだ。と、自画自賛。
ただ、曲線が多い分、革を切り出すのは若干面倒かも。
マチの長さは、1パターン目と同様、「理論値」で255mm程度。
でも、実際作ってみるとなかなかきちんとこの通りの長さにならない。
どうしても、数ミリずれる。
このカードケースのデメリット
「このカードケースには大きなデメリットがある」
ということに、実際に名刺入れを作ってから気づいた。
ホックが右側にしかないがために、どうしても左側の革が若干浮いてしまう。
気になるところだ。
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