新しいスマホを買った知人から、レザークラフトでスマホケースを作ってほしいという依頼を受けたので、型紙を作ってみることにした。
スマホのサイズ
スマホのサイズは、高さ約156.9ミリx幅約78.9ミリx厚さ約7.9ミリ。
iPhone 7plusのサイズが158.2ミリx77.9ミリx7.3ミリなので、少し小さめ。
ただ、液晶は、iPhone7 plusの5.5インチなので、比較するとかなり大きい印象。
iPhone7 plusの型紙として使う場合は、1センチほど大きくカスタマイズして使う必要がある。
スマホケースの構造
スマホケースの構造は、過去に作ったiPhoneケースと同じもの。
左側にカードケースがあり、右側にプラスチックケースがある。
ちなみに、下の写真が、過去に作ったiPhoneケースの写真。
堅牢性を高めるために、プラスチックケースと革は糸で縫い付けてある。
プラスチックケースは、格安のハードケースでじゅうぶん。ハードケースに熱した円錐で穴を開け、縫い付けていくという具合だ。
プラスチックケースとベースを縫い付けると、隙間にスペースができるので、その隙間の部分もカードケースとして使える。
そして、プラスチックケースの土台の下の部分にも隙間ができるので、そこにもカードなどを入れることができる。
今回のスマホケースでは、左側に7段のカードケースが付く。
カードケースの下にもお札を折りたためば入れれるぐらいのスペースを設けた。
ということで、カード収納スペースが11箇所もあるという、超多収納ケースだ。
型紙の検討
前回iPhoneケースを作った時、プラスチックケース側にスペースがあまりなく、外周に菱目打ちをして縫うのに多少苦労したので、外周は多少余裕を持たせることにした。
何度もスマホのサイズを計ったり、型紙を試作したりしながら、外周に上下各6ミリ程度の余裕をもたせることに決定した。
ということで、型紙の高さは170ミリ。スマホの幅を逆算して、プラスチックケースを縫い付ける部分の幅は90ミリとした。
真ん中の折り曲げる部分は、あまり大きいと間延びして見えるし、あまり狭いと物の出し入れが不便。
前回のiPhoneケースの型紙では若干間延びした感が否めなかったので、今回は、間隔20ミリとする。
左側のカードケースの部分は、上記のように多段構造。カードケースの部分は、幅74ミリとし、その下に、90ミリの土台を設けた。
説明がややこしいので、完成イメージは、実物を見たほうが簡単かも。
できあがった型紙
以上を踏まえてできあがった型紙がこちら。
結構部品点数が多い。
ダウンロードは下記のボタンからできるようになっている。
面白くて為になる型紙有り難うございました。当方、偶々、ユーチューブでレザークラフトの試作を見てから本格的に填まりまして、ついにクラフトデビューしました。現在はまだ、菱目やゴム板が届かず手持ち無沙汰ですが、揃い次第、ヌメ革(もともと持っていた革以外に)を買い求めてやるつもりです。とりあえずは本カバーとキーホルダーと、コインケース、スマホケースを作るつもりです。今後もよろしくお願いします。
コメントありがとうございます!
少しでも参考になるページ作りをできたらと思っています。
すみません、こちらでカード類は3枚収納にしたいのですが6枚パーツを2枚に変更すればよいだけでしょうか??
こんにちは。
そうです。
カード入れの部分を3枚にすればそのままお使いいただけます。