ラウンドファスナー型長財布の型紙

以前から憧れだった、ラウンドファスナー型ウォレットを作ったので、型紙を公開することにした。

ラウンドファスナー型ウォレットの形状

今回レザークラフトで制作するラウンドファスナー型長財布は、カードケースが12箇所、コインケースが1箇所、そして札入れが2箇所だ。
真ん中にコインケースがあり、その両側に札入れがあるという、レザークラフトで作るとしたら、定番中の定番、鉄板中の鉄板の形だ。

依頼者から、普通のラウンドファスナー型ウォレットでは、札の上部が折れ曲がるという話をもらったので、普通の財布より深みを大きくしてみた。
幅は20センチ、高さ10.5センチから11センチだ。

型紙は、ロングウォレットのものを使い回せる

札入れの部分は、基本これまでに作ったロングウォレットと全く同じ形状だ。
なので、型紙は流用できる。

コインケースの部分も、実はロングウォレットと同じ。
今回はマチを作らなかったので、マチの部分だけ違い、形状はもっと単純。

ということで、意外と型紙は簡単。
あとは、外装と、ファスナーを貼るときに使う型のみだ。

ファスナーの貼り方は、ラウンド型小銭入れと全く同じ

実はファスナーを貼る方法は、ラウンド型小銭入れと全く同じだ。
なので、型紙としては、小銭入れのものと形状は同じで、サイズが違うのみ。
当然、ファスナーを貼るときに使用する型も大きくする必要がある。

意外と型紙作りは簡単だった

「ラウンドファスナー型長財布」
というと、制作がとても難しく、型紙も複雑なものかと思ったが、意外と簡単な型紙だ。

型紙ができた

できあがった財布の型紙は、下の画像のようなイメージ。

パーツは多いものの、それほど難しいものではないと思う。

難しい型紙ではないと思えるのは、自分のレザークラフトのスキルが上がったということなのだろうか。

財布を作ってみたら

制作した型紙をもとにウォレットを作ってみた。

若干深めに作ったつもりだったが、思ったより深めになった。
お札を入れると
「若干深すぎ？」
という風に思えなくもない。

型紙のダウンロード

今回制作したラウンドファスナー型ロングウォレットも、型紙をダウンロードできるようにした。
型紙のダウンロードは、下記のボタンからどうぞ。