レザークラフトでのラウンドファスナー型長財布。
新たな作り方を思いついたので、作り方を公開する。
これまでにラウンドファスナー型長財布は5個以上作った
レザークラフトをはじめて4年。
当初の憧れ、というか目標だったラウンドファスナー型長財布をなんとか作れるようになったが、クオリティー的にはまだまだ発展途上。
これまでに、5個以上の革財布を作った。
それでも質が伴わないのは型紙の作り方がそもそも甘いのではということで、何度も何度も考えた挙げ句、新しい型紙を作ってみた。
ラウンドファスナー型長財布の型紙
説明はさておき、作った型紙はこちら。
無料型紙のダウンロードはこちら。
レザークラフトで作る、ラウンドファスナー型長財布の型紙(無料ダウンロード)
型紙のページを見ても作り方はよくわからないと思うので、こちらで順を追って詳しく説明していきたい。
革の切り出し
まずはヌメの半裁革から材料を切り出す。
使用する革の厚さは1ミリ。
ラウンド型長財布を作るとなると、内装だけでA4で5枚から6枚分の革が必要になる。
A4、1枚を6デジとすると、30デジぐらい必要という計算になる。
上が切り出した革。
カードケースの作成
切り出した革のうち、ベース(土台)となる部分にTシャツ型のパーツを貼り付け、カードケースを作っていく。
ベースにTシャツ型のパーツを貼り、縫い付ける。
縫い付けたあと、糸はローラーで圧着して、表面に厚みが出ないようにする。
革を漉いたら見た目はもっとよくなるのだが、革を漉くのが下手すぎるので、ここは漉かずにやる。
今回の作り方の特徴は、ベースとTシャツ型の腕の部分、マチ、内装、外装を一度に縫うのではなく、マチは内装に直接縫い付ける仕様。
この事により、コバが薄くなり、見た目がよくなる。
その代わり、財布のサイズが若干大きくなる。
今回は、念のため縫い代を5ミリ用意したので、財布の大きさは206ミリとなった。
写真で説明すると、赤く塗られた部分がマチを貼り付ける部分となる。
という同じものを2枚作る。
できあがったら、真ん中に菱目打ちをし、カードを入れれるようにする。
このとき、カードケースを縫い付けたときの縫い目に菱目打ちが重ならないようにしないと、糸をちぎってしまうことになる。のだけど、いつも糸を菱目打ちで断ち切ってしまう。
どうすればいいか悩んでいたところ、今後はカードケースを縫い付けるときに、1回の縫いで終わらせるのではなく、中央付近でいったん縫いやめればいいということに気づいた。
次は外装の作成
本来ならば続いて内装を作っていくのがセオリーだが、はやく全貌を見たかったので、ここからは外装を作っていく。
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