久しぶりにセーフティーベベラーで革を漉いてみたので、その感想を書いてみる。
セーフティーベベラーを使うのは久しぶり
だいぶ前、レザークラフト初心者だった頃、セーフティーベベラを購入し革を漉いてみた。
その時は、上の写真のように全くうまくいかなかったのだが、久しぶりに使ってみると意外とうまく漉けたので、セーフティーベベラでの革の漉き方を書いてみる。
久々にセフティベベラを取り出したわけ
これまでは革を漉くということは特にしてこなかった。
が、ラウンドファスナー型長財布を何らかの手違いで、本来1.0ミリの革で作るべき財布を1.5ミリ厚の革で作り始めてしまった。
となると、断面がかなり分厚い。
見た目もそうだが、マチの折返しの部分で革が分厚いと菱目打ちが失敗しやすいので、思い切って、久々にセフティベベラを使ってみた。
革全体を漉く(削ぐ)のではなく、少しだけ漉いてみる
以前セーフティーベベラーを使って革を漉いたときは、革全体を漉こうとしていた。
つまり、1.5ミリの革を1.0ミリにしようとしていた。
これがうまくいかなかったので、今回は、断面に近い部分だけ漉いてみることにした。
しかも、前回は、かなり思い切ってザザッと削いでいたが、手を動かすのが早いと、雑になりがちなので、ゆっくりゆっくりと、丁寧に漉いてみた。
削ぐ厚みも、一回に全部削いでしまうのではなく、何回かに分けて漉いてみた。
完璧とは言えないが、前に比べてはるかにまともに漉くことができた。
おかげで革の断面も薄くなり、正確なことはわからないけど、1.5ミリの革厚が半分ぐらいになったような気がする。
セーフティーベベラーを使って革を漉くコツ
ということで、セーフティーベベラーを使っての革の漉き方としては、少しずつ、ゆっくりとセーフティーベベラーを動かすということ。
その他のコツとしては、何度かに分けて漉くと、きれいになる。
あと、個人的には、奥から手前に引くようにして使うよりも、手前から奥に押すようにして使ったほうがうまく漉けると思った。
なんでも丁寧にやるとうまくいくというのは、セーフティーベベラーに限らずすべてのレザークラフトに言えること。
レザークラフトを初めて2年、ようやくこのことを学んだ。
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