レザークラフトの中で一番たくさん作っているのが名刺入れ。
作るたびにコーナーを丸くしなければいけないので、思い切って角を丸くするツール、いわゆる「角落とし(エンドポンチ)」を買った。
角落とし(エンドポンチ)とは
角落としとは、革のコーナーを丸くするツール。
端落としとか、エンドポンチとも呼ばれている。
菱目打ちのようにポンチ上のもので、上からぽんと叩くことによって角を落とすツールだ。
20mm、30mmなどというように、コーナーの大きさによって何種類かが売られている。
SEIWAやクラフト社などのレザークラフト用品メーカーからも販売されているが、何にせよ高い。
とても高価なので、海外製の安価なものを楽天で購入した。
購入したエンドポンチ
購入したエンドポンチはこれ。
値段は9本で3,000円強。
5本で3,000円程度のものもあったが、たくさんある方が使い勝手もいいだろうと思い、9本セットを買った次第。
サイズは半径10mm程度のものから測定不能の大きなもの(半径50mm程度?)まで様々だ。
これまで購入した菱目打ちや穴あけポンチと比べると、金属むき出しといった印象だ。
使うにおいては支障はないが、とても安っぽい。
安っぽいのはいいにしても、このままだと錆びないかとちょっと心配になる。
角落とし(エンドポンチ)を使ってみた
実際に角落としを使ってみた。
使い方はとっても簡単。
コーナーにポンチを当てて上から木製ハンマーで軽く叩くだけ。
と思っていたのだけど、意外と簡単ではない。
ポンチを内側にセットしすぎると、写真のように変な段ができてしまう。
そして、初めて使ったときはなんと、錆止め油が先端に付いていたために、革に油がついてしまった。
よく拭いて使い直したが、油がないと錆びそうだし、油があると汚れが付着するし、難しい問題だ。
半径が大きな角落としは意外と使い物にならない
9本セットには、半径が大きな角落としが何本も入っていた。
これらが全く使い物にならない。
というか、使い道がわからない。
役に立つのは、ベルトの先端を加工する時ぐらいだろうか。
役立ちそうなのは、一番小さいのとその次に小さなもの。
それだったら、SEIWAやクラフト社の高いものを買っても同じだった。
なーんて思ってしまう。
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