手帳型iPhoneケースの作り方(5/6):プラスチックケース編

親戚から依頼されたiPhone用の手帳型スマホケースを作っているので、作り方を公開している。
現在、部品はほぼほぼできあがってきている。

型紙について

今回制作しているスマホケースの型紙は、以下の通りとなっている。
左側にはカード収納が段型のカード入れが4箇所ある。
右側はiPhoneを取り付ける場所。

レザークラフトで作る、スマホケースの型紙

左側のカードケース段は、幅80ミリとなっている。カードの大きさと縫いしろを考えると75ミリ程度が理想的と思われるが、今回はスマホ自体がやや大きいので、ゆとりを持った構造となっている。

以上を踏まえた型紙がこちら。無料ダウンロード公開中です。
利用にあたっては、自己責任でお願いします。

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ここまでのレザークラフト

iPhoneケースのカード入れ

今回制作するiPhoneケースでは、ヌメ革を使用している。黄色が希望だったので、まずは染色を行った。
乾燥した革を切り出しフラップと、カードケースを作ったのが前回までの工程だ。

フラップの取り付け

今回のメインとなるレザークラフトは、フラップの取り付けだ。
だがその前に、フラップを外装に取り付ける必要がある。
プラスチックケースを取り付けた後だと、フラップを取り付けることができなくなるからだ。

円錐で目印をつける様子

まず最初に、フラップを本体の上に置き、菱目の上から円錐を指すようにして、目印をつける。

菱ギリでの穴開け

そして、目印の穴に沿って、菱ギリで穴を開ける。

フラップの縫い付け

最後に、穴を開けた部分を合わせて、縫い付ける。
フラップと本体が重なり合っていない場所も、同時に縫い付ける。

と、以上のような工程でフラップを取り付けたが、本体とフラップの裏革をヤスリで荒らして接着剤で仮止めしてもよかったかもしれない。

プラスチックケースへの穴開け

今回制作しているiPhoneケースは、レザークラフトで作る手帳型のケースではもっとも一般的な、革とプラスチックケースを組み合わせたものだ。
プラスチックケースを革とは、接着剤やカシメで止めている人が多いが、強度や耐久性を考えると、プラスチックケースは縫い合わせるのが一番だと判断した。

ガスコンロで熱した丸ギリを推し進めることにより、プラスチックケースに穴を開ける。

円錐での穴開け

穴の間隔はどの程度なのが適切かよくわからない。なので、とりあえず1センチとした。

穴を開けたらバリが出るので、バリをヤスリでていねいに削り落とす。
以前作ったiPhoneケースでは、バリをきれいに取らなかったがために、iPhoneが入らないという事態になってしまった。

上の動画がその時のもの。
これでは全く使いものにならないので、穴を開けた状態でちゃんとケースにiPhoneが入るかどうか、依頼者に確認してもらった。
無事iPhoneがケースに入ることが確認できたので、レザークラフトを続行する。

革への穴開け

菱ギリでの革への穴開け

プラスチックケースへの穴開けの次は、革の方への穴開け。
プラスチックケースを革の上に置き、円ギリで目印をつける。
そして目印にそって、菱ギリで穴を貫通させていく。

革とプラスチックケースの縫い合わせ

プラスチックケースと革の両者を縫い合わせる。
縫い合わせた部分にはポケットができるので、ここはカードケースに最適なのだが、縫い合わせてから、サイズが少し小さいことに気づいた。
これではカードが入らない。

レザークラフトの失敗

ある意味失敗だが、カードケースはたくさんあるので、ここは目をつむることにする。

次はいよいよ外周を縫って、完成させる。

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