レザークラフトに凝っているということを聞きつけた知人から、iPhoneケースの作成を依頼された。
まだまだ人にお見せするレベルではないけど、近い親戚なので、少しぐらいなら下手くそでも許されるだろうと思い、作ってみることにした。
これまでに作った手帳型iPhoneケース
一度目は、完成した後にiPhoneが微妙に入らないということに気づくという、究極の失敗作だった。
具体的には、プラスチックケースのバリをじゅうぶんに取らなかったのが原因だ。
二度目のiPhoneケースは、無事成功。
今改めて見てみると、けっこう作りが稚拙だ。今回は、前作よりもまともなものを作りたい。
iPhoneケースの型紙
手帳型スマホケースとは、手帳のように見開くことによってスマートフォンを使えるようなデザインのケースのこと。
上記のように、このパターンの作品は2つ作った。
なので型紙はすでに持っている。
今回は、前回のものに若干修正を加えてみた。
型紙は、ダウンロードできるように無用公開している。
利用にあたっては、自己責任でお願いします。
↓↓ダウンロードはこちら↓↓
型紙のポイント
手帳型スマホケースを作るのにあたってレザークラフトの先輩である友人から指摘されたのは、プラスチックケースと革の接着。
ありがちなのは、接着剤で両者をくっつける方法。
だが友人は、接着剤でくっつける方法だと、じゅうぶんな接着力が得られない可能性があるという。
なので、より強力にするためには、両者を縫い付けてはどうかとのこと。
ということで、この手帳型スマホケースの作成にあたっては、プラスチックケースに穴を開けて、革に縫い付けている。
革の染色
今回のレザークラフトでは、ヌメ革を自分で染色したものを使う。
希望の色は、黄金色。
以前に作ったボックス型小銭入れを見て、同じ色のものがほしくなったとのこと。
黄金色は、クラフト染料の標準の色にはないので、混色する必要がある。
具体的には、鮮黄に赤色をほんの少し混ぜることによって色を作り出すことができる。
混合比率は1:20とか1:100とか、とにかく赤色はほんの少しでいい。
そこに等倍の水を入れ、染料:水を1:1の比率として、染料の元を作るのが原則だ。
染料と水の比率は1:1が原則とはいうが、量が少ないと、計測するのが難しい。
なので、比率はいつも目分量でやっている。
ポイントに差し色として赤を使うので、赤色の革も少量だけ作っておく。
できあがった染色済みの革がこちら。
染め上がった革の銀面にレザーコートを塗る。
床面は、トコノールで整えた後、レザーコートで仕上げる。
次は材料の切り出し
これで革はできた。
次は材料の切り出し。
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