ファスナーの付け方を学びたい。
でも革細工におけるファスナー付けというのはかなり難しそうだ。
ということで、ファスナーの付け方を、友人に習いながら、ペンケースを作ってみた。
レザークラフト:ペンケースの型紙
まずは型紙を起こしてみる。
100円ショップで売っていたペンケースを元に、試行錯誤しながらIllustratorで型紙を起こす。
今回作るペンケースは、ファスナーがカーブになっている。
いわゆるラウンド型だ。
最新版のIllustrator CS以降だと、長方形に対して簡単に角丸を付けられるので、型紙(図面)を描くのにはちょうどいい。
マチも作る。
友人に教えてもらった通り、マチの短辺は縫い代に対して90度とする。
こうすることにより、ケースを最大限開いた時に、見栄えがよくなるのだという。
ただ、IllustratorはCADとは違い、
「任意の斜線について垂直に線を引く」
というのはすごく苦手。というかできない。
なので、目分量で垂直線を引く。
ある程度できたところで型紙を革細工の達人である友人に見てもらったところ、
「マチの縫い代がない!」
との指摘が。
なので、縫い代約5mmほどを大きめに取る。
でき上がった型紙はこちら。
型紙を元に革を切り出す
レザークラフトの次のステップ、革の切り出し。
カーブ状になっているところを切り出すのは、タブレットケースに続いて今回が二度目。
タブレットケースの時は柔らかい革を使用していたが、今回は、固めでコシのあるしっかりとした革だ。
しっかりとした革のほうが、コシのない革より伸びが少ないのではるかに切りやすい。
多少ガタガタだが、思ったよりもまともに切れた。
菱目打ち
菱目打ちを行う。
菱目打ちのコツは、自分の体に対して水平に行うのではなく、奥から手前の方に向かって自分に向かってくるように打ったほうがまっすぐに打てるということを友人に教えてもらった。
友人は、その様子を観察してる。若干緊張していたら、少し間違えてしまった。
ファスナーの加工
ファスナーの加工はもっとも難しい工程だった。
分解して長さを調節したのだけど、難しすぎて、自分には手に負えなかった。
上の方を折って止めるのと、下止めの近くをライターで炙ってほつれないようにするというのが、自分でできる精一杯だと感じた。
もっとも、ファスナーの長さ調整は、手芸屋でしてもらえるので、必要に応じて手芸屋でしてもらうことにしようと思った。
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