レザークラフトの作品を見た知人から、iPhoneケースの作成を依頼された。
依頼主は親戚。
今のレザークラフトスキルは、他人にものをあげるというレベルではない。
でもまあ、親戚だということで、恥を承知で作ることにした。
これまでに作った手帳型iPhoneケース
iPhoneケースの作成はこれで三度目だ。以前にも、iPhoneケースはレザークラフトで作っている。
一度目は、完成した後にiPhoneが微妙に入らないということに気づくという、究極の失敗作だった。
二度目のiPhoneケースは、無事成功して、実際に使用されている。
iPhoneケースの型紙
今回のスマホケースの型紙は以下の通り。
左に段型のカードケースを備えた、マルチ収納タイプだ。
今回も、他のレザークラフト同様、型紙を無料ダウンロードできるようにしてみた。
利用にあたっては、自己責任でお願いします。
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これまでのレザークラフト
すでに型紙は準備してある。
そして革の方も染色を終えている。
なので、ここからは、材料の切り出しを行う。
革の切り出し
革を切り出すためにボールペンで目印をつける。
わかりやすいのでいつもボールペンを使っているが、ここは議論が分かれるところだと思う。
丸ギリなどを使うほうがいいかもしれない。
実はこのレザークラフトを行ったのは少し前のこと。
この時は、革の繊維方向や反る向きなどはあまり気にしていなかった。
なのでとにかく材料を節約しようとギリギリに革を取っていたが、本来ならばすべて同じ方向で革を切り出すべきだろう。
レンズ部分の加工
レンズ部分の穴開けは、以前スマホケースを作った時に、失敗した箇所だ。
上の写真が、前回スマホケースを作った時に穴を開けた部分。
友人に教えてもらったところ、角は大きめのポンチで穴を開けてから切り出すとうまくいくとのこと。
わがやにあるポンチの最大サイズは18号。
決してじゅうぶんな大きさではないが、使ってみた。
結果。
失敗。
ずれないように型紙の上から狙って打ったつもりだったが、やはりずれていた。
なかなかうまくいかない。
切り出しも失敗。
コーナー部分の切り落とし
コーナーは、角落としを使って丸くする。
角落としは、コーナーを丸く切り落とす道具だ。
一見簡単そうだが、本当にきれいに丸くするのは意外と難しかったりする。
今回はまあまあうまく行った。
以上が準備できた革。
コバの処理
コバのうち、カードケースの出し入れ部など、縫い終わったら仕上げができなくなる部分を染色する。
綿棒の先にクラフト染料を付け、色を塗る。
そして、トコノールを付けて、ウッドスリッカーで磨く。
ここまでで準備は終わり。
次は、フラップの作成だ。
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