前から作りたいと思っていた、レザークラフト製ラウンド型小銭入れ。
ついこの前、ラウンド型小銭入れを一度作ったが、コーナー部分の半径がきつすぎてファスナーが閉まらないという決定的なトラブルに見舞われた。
なので今回は、コーナーを緩めにして、閉めやすい形状としてみた。
ラウンド型小銭入れの型紙
ラウンド型小銭入れの制作は難しい。
特に型紙が難しい。
マチと外装をどのようにくっつければよいかわからず、前回はとても苦労した。
前回の小銭入れの形状は、レザークラフト初心者にはちょっと難しいのではと考え、今回は寄りシンプルな構造としてみた。
具体的には、今回は内装を設けず、マチとファスナーを直接縫い付けることにした。
マチもW形状ではなく、シンプルな形状のマチを4枚使用することにした。
でき上がった型紙はこんな感じ。
型紙はたったの3枚、部材となる革は4枚というシンプルなものだ。
下準備
いつものようにボール紙を革に乗せ、革の上をボールペンでトレースし、ボールペンの線に沿って革を切り出す。
そして床面をトコフィニッシュで仕上げ。
本体の外周のコバは、ファスナーを付けると磨けないので、あらかじめ磨いておく。
マチの取り付け
内装部にマチを取り付ける作業は、言葉で書くと簡単。
だが、菱目打ちがまっすぐに入らずガタガタになってしまった。
見るに堪えないレベル。
どうせ練習用なので、見るに耐えないが、そのまま進める。
ファスナーの取り付け
内装ができたら、外装。
ファスナーの端部の処理はいつものように単純に折り曲げるだけ。
正しくは三角形に折るのだけど、いまだよくわかっていないので、単純に織り込むだけとする。
外装の内側に接着剤を塗り、乾いたところでファスナーを貼る。
乾く前にファスナーを貼って接着剤がはみ出てしまったことがあるので、ここは要注意ポイントだ。
ファスナーを貼ったらマチと外装を縫い付ける。
と、ここで内装を小銭入れに入れると、
なんと、
入らないことに気づいた。
内装が大きすぎる。
つまり失敗!!
意気消沈。
使えないものを作ってしまった。
一気にやる気なくした。
やはり、ラウンド型小銭入れを作るレザークラフトスキルは、まだないのだろうか。
仕方がないので、内装がない、シンプルな小銭入れとした。
見た目は何となくいい感じ。
これでも一応使いみちはあるだろう。
お疲れさまです。 わたしと同じで、( ´艸`)
自分の場合はこのレベルから数ヶ月で、ちゃんとしたものを作れるようになりました。