リクエストがあり、スマホがピッタリと入るお出かけ用ポシェットを作ることになったので、作り方と制作模様を書いてみる。
お出かけ用スマホポシェットの概要
今回手作りに挑むお出かけ用スマホポシェットは、スマートフォンと鍵が入るだけのシンプルなもの。
スマホには常にケースが付いているので、スマホケースがはめられた状態ですっぽり入れることができる形状とすることにした。
スマホケースは以前にレザークラフトで作ったもの。
型紙の作成
まずはスマホを採寸し、大体の大きさを決める。
厚みを考えると、幅13センチ、高さ20センチとなった。
スマホの大きさと比べるとどう考えても大きいが、今回はケース付きのものをそのまま週のできるという前提で作っているからこの大きさになる。
上部には、スマホが落ちないようにカブセを付ける。
そして、表と裏に小さなポケットを付ける。
おまけとして、小銭が少しだけ入る小銭入れも付けてみた。
以上を踏まえた型紙が下記の通り。
いつもなら型紙をダウンロードできるように公開するところだけど、今回は見送った。
結論から言ってしまえば、このスマホポシェットが限りなく失敗作に近く、型紙も出来が悪いというのがその理由だ。
材料の切り出し
家庭内利用なので、材料には余り物を使う。
今回は、厚さ1.0のヌメ革を採用した。
無染色のものが主体として、アクセントに、コードバン色に染色した革を使っていく。
コードバン色の革は、以前ロングウォレットを作った時の余りもの。
裏側を染色していないとか、表面があんまりきれいじゃないとかイマイチの革だけど、人にあげるものではないのでよしとする。
直線のところは定規を当てスッと切っていく。
この時、定規は体に水平ではなく、体に対して直角にし、カッターを奥から手前へ引くようにして切ると、力も入れなくていいし、定規の上をカッターが走ってしまうことがないということをレザークラフトを先に始めた友人から聞いた。
もちろんそのとおりにやっているのだが、今回ばかりはなぜかまっすぐ来れずに、カッターがそれたりしてしまった。
なぜだろう。
曲線部分は、カッターを立てるようにして慎重に切っていく。
以前は慎重になるあまりすごく力を入れていたが、最近になって、革はそんなに力を入れなくても切れるということがわかったので、あまり力を入れずに切る。
力を入れないとその分、切れ味も良くなるような気がする。
逆にすっと切れるので、失敗しないように慎重になる必要があるという矛盾もある。
材料を切り終わったら、床面をトコノールで平滑にする。
今回はあまり緊張感もなくかつ急ぎ気味で材料を切ったので、いろいろとミスが多い。
大事な作品ならやり直すところだが、家庭内消費なので、先に進むことにする。
次は材料の貼付けなどの工程だ。
作品を拝見させていただきました
私も まだ始めて1年 教室で作った カードケース、パスケースなど
まだまだ 大物はできていません でも アレコレ考えている時が楽しい
思うように できなくても、自作品です 数作れば その内上達しますよ
お互いに頑張りましょう
大物は失敗したときに革がもったいないのでなかなか挑戦できずにいます。ただでさえ失敗が多いので。
お互いがんばりましょう!