レザークラフトでのラウンド型小銭入れを作っている。
ラウンド型小銭入れは、ここまでに何個か全く同じものを作っているが、どうもしっくりこないので、練習を重ねる意味でも、また同じものを作っている。
これまでの作品
上の写真が、過去に制作した作品の一部だ。
茶色の小銭入れはこちら、焦げ茶色の作品はこちらで紹介している。
いまいち完成品に満足していないのと、段取りが悪かったという問題点から、正しい作り方を確立すべく、今回また、レザークラフトをやっている。
これまでのレザークラフト
ここまでに、全行程の2/3以上は完成している。半分ほどまでを完了している。
前回までのレザークラフトについては、3ページに渡ってまとめた。
最初に行ったのが、革の染色。
そして切り出し。
革を切り出す時に、革の繊維方向と荒裁ちの方向があっていないくて、革のサイズがギリギリだった。
切り出してコバを整えた革を元に、内装を作ったのが2番目の工程。
ファスナーを貼ったのが、3番目の工程だ。
これまでの工程で、でき上がったラウンドファスナー型小銭入れは、上の写真だ。
ラウンドファスナー型小銭入れの作成に使用した型紙
一応、使用した型紙もここで紹介しておく。
詳しい型紙の作成方法とダウンロードは、下記リンクから確認できます。
↓↓型紙のダウンロードはこちら↓↓
今回の作品を作り終えて、まずかった所を若干修正してあるので、紹介した型紙と、実際利用した型紙は若干違う。
具体的には、マチの形状だ。
なので、紹介している写真と、リンク先の型紙で整合性は取れていないが、あまり気にしないでください。
マチへ菱目打ちを貫通させる
これまでのあらすじはこれで終わり。
今回の工程はここから。
外装と内張りを取り付けたが、内装には穴が開いていないので、外装に開けてある菱目打ちを目印に穴を開ける。
ファスナーを菱目打ち!?
注意せずに菱目打ちをしていたら、ファスナーが内側に潜り込んでいたのに気づかず、ファスナーに菱目打ちをしてしまった。
なんとかなるかと思ったが、なんともならない。
ファスナーが上がらない。
なので、やり直し。
せっかくここまで来たのに残念だ。
もうここで投げ出したいとすら思ったが、ここは我慢。
ファスナーを剥がして、内装も剥がす。
そして、ファスナーを内貼りに貼り、外装を貼るという、前回と全く同じ工程を行う。
外装と内装を組み立てる
元の状態に戻った外装を、内装(コインケース)に貼り付けるのが次の工程。
内貼りとマチの内側を5ミリほど荒らす。
写真だとかなり汚く見える。
これは、ファスナーを壊した後なので、焦っていたからだろう。
実際はもっときれいに行わなくては…。
荒した面に接着剤を付け、乾いたら、外装の中に内装を入れるような形で接着していく。
この工程、内装が外装に入らなさそうで一見難しそうだが、意外と簡単だ。
マチを圧着すれば、見た目はできあがり。
だいぶ完成形になてきた。
最終工程・マチの縫い付け
マチにはまだ穴が開いていない。
なので、表面から菱ギリで穴を開け、貫通させる。
そして、縫い付ける。
ここでまたまた事件発生
全てできて、ファスナーを上げようと思ったら、大ミスに気づいた。
なんと、玉ファスナーに糸が絡みついていた!
もちろん、ファスナーは上がらない。
本来なら当然、糸を全部切って最初からやり直し。
だが、ファスナー針のところで大失敗していてもはやその気は起きない。
なので、玉のところで糸を切って、無理矢理焼き締めた。
ラウンドファスナー型小銭入れの完成
そして今回のラウンドファスナー型小銭入れはできあがった。
やはりファスナーはずれている。
そしてゆがみも気になる。
まだもう少し練習しないと、人に渡せるレベルにはならない。
が、ラウンド型ファスナー小銭入れもだいぶ溜まってきた。
ていねいな作りを心がけて、早くうまくなりたい。
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