二つ折りのロングウォレットを作っている。今できるレザークラフトの能力で作ることができる一番大作がロングウォレットではなかろうかと思っている。
前回は革の染色
前回は、革の染色を行った。
クラフト染料を利用して、ヌメ革を焦茶色に染めた。
染色した革はレザーコートで仕上げてある。
ロングウォレットの型紙
今回は、染色した革を型紙と合わせながら切り出していくことになる。
型紙は、レザークラフト用の本にたくさん掲載されているので使い回せばよいのかもしれないけど、自分ならではのオリジナルのものを作りたので、やっぱり型紙は自作するに限る。
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革の切り出し
型紙を革の上に当て、丸キリで目印となる線をけがく。
そしてけがいた線を目印にしながら、カッターで革を切り出していく。
カードケース部分を切り出したのが上の写真。
袖の部分はあとで調節できるよう、長めに切り出してある。
設計上では袖の部分は長さ1センチ。でも、カードケースを何枚も貼り付けていくと、厚みが出て、上の方で袖の長さが足りなくなっていく。なので袖の部分は長めにしておくということだ。
ファスナーの調整を手芸店でしてもらう
今回使用するファスナーの長さは16センチ。16センチという規格のファスナーはないはずなので、18センチのファスナーを詰めて短くする必要がある。
以前レザークラフトの先輩である友人にファスナーの詰め方を教えてもらったが、残念なことにイマイチ理解できなかった。レザークラフト本にもファスナーの詰め方がかかれているがどうやったらファスナーを短くできるのか、イマイチ飲み込めない。なので、手芸店で18センチのファスナーを16センチに短くしてもらった。
近所の手芸店でファスナーの詰めをお願いすると、なんと1本20円で詰めてくれる。昔ながらの価格なのだろうか。かかる手間と時間を考えると、とっても安い。絶対に割の合わない商売だと思う。
という余談はおいといて、詰めてもらったファスナーの両端を処理する。
ファスナーの処理
ファスナーの始点は何もしないとほつれてしまうので、折り返して処理をする必要がある。
まず、接着剤を付けてファスナーを外側に折る。
乾いたら、はみ出た部分を切ってしまう。
そして上写真のように三角形の部分に接着剤を塗って折り返して貼り付ける。
折り返した部分が少し見にくいので、赤くマークしてみた。
以上でファスナーの処理ができあがった。
次からは材料を組み立て、ロングウォレットを作っていく。
ファスナーの端末はライターで焼けば溶けるので短く処理できます
いつの記事かわかりませんが16センチファスナーは普通に売ってますよ
たまたまいったお店で売っていませんでした。
確かにYKKには16センチのものがありますね。よく行くお店の方には売ってました。
はじめまして、
型紙通りに作ると16cmのファスナーではかなり短いのですが16cmで間違いないですか?
20cmを18cmに詰めたということはないでしょうか?