初めての革細工で作った名刺入れは、マチがグチャグチャだったり、サイズが小さすぎたりして失敗といえるものだった。
なのでリベンジと勉強を兼ねて、改良型名刺入れを作ることにした。
まずは型紙
型紙はCADではなく、ボール紙に直接書いて作った。
材料も少なく、そのほうが簡単だったので。
なので残念だけど、ダウンロードできるような型紙はアップできない。
革の切り出し・コバ磨き・菱目打ち
このあたりの工程は他のレザークラフトと一緒。
特に難しいことはない。
マチの取り付けで失敗
しばらく、と言ってもたった数週間だけど、カードケースを作っていなかったらマチの取付方法をすっかり忘れていた。
で、思わずマチの接着位置を間違えてしまった。
という愚かなことを二度も繰り返してしまった。
しかもそのうちの一度は、マチを貼り付けてしかも縫い付けてから気づく始末。
自分のことながら笑える。
正しくマチを付け直し、貼り付けていない部分のマチも付ける。
順番としては、
両側のマチを本体の端っこに接着して縫い付ける
↓
ぐるっと折り返して縫う
マチは縫い付けも難しい
ぐるっと折り返した箇所は、マチの部分に穴が開いていないので、錐で穴を開けていく必要がある。
「革縫い工具基本7点セット」には丸ギリが入っていたが、レザークラフトでは菱ギリと呼ばれる穴が菱形になったきりのほうが便利だ。
なので、こいつを購入。
これでよりきれいに穴を開けられるはず。
「穴を開けるときは、コルクなどをマチの中に噛ませて開けるとやりやすい」
と友人に教わったが、やはり穴を開けるのが超難しい。
結局穴がガタガタになってしまった。
つまり縫い目もガタガタ。
一度穴を開けてしまうと、ほんのゼロ点数ミリ横に穴を開けるのが難しいので、そのまま進める。
ガーデニングDIYだったら少しぐらいずれても大丈夫なのに、レザークラフトはシビアだ。
できた!
ということでできたのが写真の作品。
マチの部分を縫い間違えたので、余計な縫い目がある。
しかも真ん中が妙に大きくて野暮ったい。
リベンジ
縫い目が汚いとかいろいろあったもののなんとかできた。
奥深き、レザークラフトの世界…。
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