【初めての革細工】革を縫う後半編からコバ磨き、完成(5/5)

手作りカードケース

はじめてのレザークラフト、名刺入れ。
1日では終わらなかったので、再度友人宅におじゃまして作ることに。
およそ3週間ぶりの革細工だ。

前回までに覚えたことが頭から消えた

前回レザークラフトを行ってから今回までの間に、海外旅行へ出かけた。
その間にいろんなことがありすぎて、頭の中から革細工のことが吹っ飛んでしまっていた。
なので、縫い方も多少おぼつかなかった。
(元来縫い方は間違っていたのだけど)

接着剤でマチを貼り付ける

カードケースのマチの貼り付け、究極的に難しいのが、完成形に持って行くところ。
狭いところにうまく取り付けるのがとても難しい。
文章で説明するのもとても難しいところ。
なので画像を使ってみる。

マチの取り付け

一番難しいところ

接着剤は、ほぼほぼ乾いたところで貼り付けるので、一見はがしやすいような感じがするが、一度くっつくと、とても剥がしにくい。
つまり、実質一発勝負だ。

もちろんレザークラフト初心者がうまくできるわけもなく、マチは変な形でくっついてしまった。
となると大変なのが縫う作業。

マチのところの縫いはグチャグチャ

マチのところを縫うのは難しい。
本体側は菱目打ちで穴が開いているが、マチの方は穴が開いていない。
なので、穴を開ける必要がある。
本来ならば、菱目ギリなるもので穴を開けるのだが、手持ちの
「SEIWA 革手縫い工具 基本7点セット」
には目打ちしか入っていなかったので、目打ちで穴を開けていく。

この穴開けが、マチの貼り付け同様かなり難しく、なかなかまっすぐに開いてくれない。
革に対して垂直に穴を開ければ、どの穴もきれいに穴が空くはずなのだが、なかなかそうはいかない。
しかも、マチが少し中の方に入り込んでしまったので、少しキリを斜めに刺さねばならない部分もあり、なおさら難しかった。

手作り名刺入れのマチ

ということで、縫いは写真のようにガタガタになってしまった。
以上のことは、文章で説明するとちんぷんかんぷんかもしれない。
でも、だいたいそんな感じだった。

残りの部分を縫う

残りの部分を縫うのはとても大変だった。
穴がうまく開いていないのか、糸を通しても、針が抜けてこない。
後半はずっとペンチで糸を抜いていた。

汚い縫い目

しかも、針の通し方を間違えていたので、縫い目もきれいではない。

針を2度折った

途中で針を2度も折ってしまった。
針を革の中で無駄に動かすと折れるらしい。
今回は、なかなか針が抜けて来ず無理矢理抜こうとしたので折れたっぽい。

形はできた

なんとか形はできた。
次はコバ磨きという作業。

コバ磨き

革が切りっぱなしとなっている部分、いわゆるコバを磨く。
コバをいかにきれいにするかによって、作品のクオリティが大きく変わる。
ということをよくわかっておらず適当に磨いたら、
「もっと磨いたほうがいい」
と、友人から助言を受けた。

コバを磨く

で、ひたすら磨く。
ウッドスリッカーという木の棒でひたすら磨く。

すると、コバが徐々に光ってきて、いい感じになってくる。
たしかに、コバを磨くと名刺入れの質も上がった感じだ。

完成

ようやく「初の革のDIY」レザークラフト作品、「名刺入れ」が完成した。
さっそく名刺を入れてみる。

入らない。

入らない。。

微妙に入らない。。。

クラジットカードを基準に寸法どりしてカードケースを作成したので、名刺を入れるにしては若干サイズが小さい。
悔しい。
これはリベンジせねば。
作品にも満足していない。

カードケース

ということで、この後レザークラフトの道にのめり込んでいくのだった。

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