はじめてのレザークラフト、名刺入れ。
1日では終わらなかったので、再度友人宅におじゃまして作ることに。
およそ3週間ぶりの革細工だ。
前回までに覚えたことが頭から消えた
前回レザークラフトを行ってから今回までの間に、海外旅行へ出かけた。
その間にいろんなことがありすぎて、頭の中から革細工のことが吹っ飛んでしまっていた。
なので、縫い方も多少おぼつかなかった。
(元来縫い方は間違っていたのだけど)
接着剤でマチを貼り付ける
カードケースのマチの貼り付け、究極的に難しいのが、完成形に持って行くところ。
狭いところにうまく取り付けるのがとても難しい。
文章で説明するのもとても難しいところ。
なので画像を使ってみる。
接着剤は、ほぼほぼ乾いたところで貼り付けるので、一見はがしやすいような感じがするが、一度くっつくと、とても剥がしにくい。
つまり、実質一発勝負だ。
もちろんレザークラフト初心者がうまくできるわけもなく、マチは変な形でくっついてしまった。
となると大変なのが縫う作業。
マチのところの縫いはグチャグチャ
マチのところを縫うのは難しい。
本体側は菱目打ちで穴が開いているが、マチの方は穴が開いていない。
なので、穴を開ける必要がある。
本来ならば、菱目ギリなるもので穴を開けるのだが、手持ちの
「SEIWA 革手縫い工具 基本7点セット」
には目打ちしか入っていなかったので、目打ちで穴を開けていく。
この穴開けが、マチの貼り付け同様かなり難しく、なかなかまっすぐに開いてくれない。
革に対して垂直に穴を開ければ、どの穴もきれいに穴が空くはずなのだが、なかなかそうはいかない。
しかも、マチが少し中の方に入り込んでしまったので、少しキリを斜めに刺さねばならない部分もあり、なおさら難しかった。
ということで、縫いは写真のようにガタガタになってしまった。
以上のことは、文章で説明するとちんぷんかんぷんかもしれない。
でも、だいたいそんな感じだった。
残りの部分を縫う
残りの部分を縫うのはとても大変だった。
穴がうまく開いていないのか、糸を通しても、針が抜けてこない。
後半はずっとペンチで糸を抜いていた。
しかも、針の通し方を間違えていたので、縫い目もきれいではない。
針を2度折った
途中で針を2度も折ってしまった。
針を革の中で無駄に動かすと折れるらしい。
今回は、なかなか針が抜けて来ず無理矢理抜こうとしたので折れたっぽい。
形はできた
なんとか形はできた。
次はコバ磨きという作業。
コバ磨き
革が切りっぱなしとなっている部分、いわゆるコバを磨く。
コバをいかにきれいにするかによって、作品のクオリティが大きく変わる。
ということをよくわかっておらず適当に磨いたら、
「もっと磨いたほうがいい」
と、友人から助言を受けた。
で、ひたすら磨く。
ウッドスリッカーという木の棒でひたすら磨く。
すると、コバが徐々に光ってきて、いい感じになってくる。
たしかに、コバを磨くと名刺入れの質も上がった感じだ。
完成
ようやく「初の革のDIY」レザークラフト作品、「名刺入れ」が完成した。
さっそく名刺を入れてみる。
入らない。
入らない。。
微妙に入らない。。。
クラジットカードを基準に寸法どりしてカードケースを作成したので、名刺を入れるにしては若干サイズが小さい。
悔しい。
これはリベンジせねば。
作品にも満足していない。
ということで、この後レザークラフトの道にのめり込んでいくのだった。
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