コインケース部分がファスナータイプの2つ折りロングウォレットを作り始めた。
今回は、染色の工程だ。
前回は型紙作り
前回は、型紙を作った。
ロングウォレットはパーツが多く、型紙もかなりの数になった。
A4にして5枚になる。
↓↓型紙のダウンロードはこちら↓↓
PCで作成した型紙をコピー用紙にプリントアウトした後、工作用紙に貼り付けて、丁寧に切り抜いた。
染色の準備
今回は、焦茶色の財布を作ることにする。
染色には、クラフト染料を使用する。
前回ロングウォレットを作った時は、大きく革を切り出して染めた。
大きく革を切り出すと、机のスペースを取る上に、下に敷く新聞も大きく広げなくてはいけないので、今回は、ある程度革を部品ごとに切り出して染めることにした。
が、後になってこれが失敗だと気づいた。
パーツを組み合わせた時に、物により微妙に革の濃さが違ってしまった。
なので、均一な色を求めるのなら、大きな革を塗ったほうがよいということがわかった。
革の染色の方法
革の染色方法としては、まず表面を化粧用コットンで拭くような感じで水で濡らす。
次に、クラフト染料を水で割ったもので染色していく。
クラフト染料と水の比率は、1:1が理想らしいが、細かくは測れないので、目分量。
化粧用コットンで少し力を入れ気味な感じで拭くと、刷毛で染めるときよりも、少ない液量で濃く染まる。
以前は刷毛で染めていたが、化粧用コットンで染色する方法のほうが染料の節約にもなるし、きれいになるのではないかと最近は考えている。
濃い色なら、1度染めでも行けることすらある。
今回は、表側を染色したら、革を一度乾かす。
そして、次は床面。
見えにくい床面も手を抜くことなく、色を塗っておく。
そしてもう一度銀面と床面を染色する。
床面の処理
床面側は、トコノールを塗った上でガラス板でこすり、毛羽立ちをなくしておく。
このトコノールの処理が意外と難しい。
どうしてもはみ出たトコノールが銀面に付いてしまう。
銀面についたトコノールはシミがついているように見えるのでみっともない。
レザーコート
床面、表面ともよく乾いたら、レザーコートを塗る。
レザーコートは革が水に濡れたときや、強く擦れた時に色移りしないようにするためのコーティング剤だ。
塗りすぎると革同士がくっついた際にくっつきやすくなるので、薄めに塗る。
そして乾かせば、材料の準備は完了。
型紙ありがとうございます。
私としては何をどのようにしていいのかわからず、とても有難いです。
しっかり活用させていただきます。
コメントありがとうございます。
自分もまだまだです。
試行錯誤の日々が続いています。
大きな川..
ご指摘ありがとうございます。修正しました。
恥ずかしながら、いつも誤字がとても多く気にしてるところです。