はじめてレザークラフトで作った名刺入れは、マチの形が長方形だった。
今回自作する名刺入れは、より売り物に近いマチの形をした名刺入れだ。
笹マチ型名刺入れとは
「笹マチ型」とは聞き慣れない名前だが、マチの形が笹形になっているもの。
一見ちょっと変わっているようにみえるが、素人のレザークラフトだけではなく、既製品などでも一般的に採用されている形だ。
マチの形のポイントは、マチが笹形になっているというのはもちろんだが、各コーナーが90度になっていることだ。
そして、各辺が90度になっているので、マチの真ん中が盛り上がる。
このことにより、カードケースを全開にしたときに、より美しく見える。
名刺入れの型紙
名刺入れの型紙は下記の通り。
使用するパーツは、本体と裏側、マチだ。
マチは型紙上は1枚だが、革を切り出すときは2枚必要になる。
型紙は無料ダウンロードできるように公開してある。
公開してあるページはこちら。
マチを本体に貼り付ける
材料を切り出し、トコノールで床面を処理したら、マチを本体に貼り付ける。
接着剤がよく乾いていないのに、本体とマチを貼り付けたら、接着剤がはみ出てきてしまった。
今回使用している接着剤は、いつも使用しているのと同じGクリアーというもの。
Gクリアーは、乾くと透明になるが、かと言って、コバを磨くと黒くなってしまうので、はみ出すのはよくない。
菱目打ち
マチと本体の両方に菱目打ちをする。
じゅうぶん集中せずに菱目打ちをしていたら、穴を外してしまった。
菱目打ちを垂直に打つには、友人に教えてもらった、
「菱目打ちを上手に打つコツ」
が役に立つかも。
縫い付け
最初の半分は簡単。
半分まで縫い終わったら、マチを縫ってある本体の部分を折り返す。
このあたりの工程は、はじめての名刺入れと同様。
折り返した部分は、1穴1穴慎重に菱ギリで穴を開けて、開けた縫い穴に針を通して縫っていく
できあがり
色々アラがあるが、なんとかできあがった。
マチの裏側も、売り物には程遠いが、まずまずきれいに縫えた。
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