レザークラフトで、ボックス型コインケースを手作りした。
この作り方が正しいかわからないが、一応、手順を公開してみる。
まずは型紙
制作した型紙は以下の通り。
型紙は、斜線が複雑に絡むので、作り方がかなりややこしかった。
型紙を直接紙に描くのは難しいと思う。
今後同じようなボックス型コインケースを作る人のために、型紙をダウンロードできるようにした。
フリーで公開しています。
型紙作りには、いつもの通りIllustratorを使った。
かなり高級なソフトだけど、きれいな曲線を書くのには便利だ。
型紙から革を切り出す
革の上に型紙を重ね、ボールペンで印をつけていく。
ボールペンを使うのは賛否両論あるだろうけど、なんだかんだいつもボールペンを使っている。
革は、自分で染色したものを使った。
使った染料は、クラフト染料。
赤色にきれいに染まっている。
が、一方で、正直革の傷が目立っている。
厚さは、本体が約1.5ミリで、マチになる部分は、0.5ミリ程度の極薄のもの。
非常に薄いので、マチを曲げる箇所が多い今回のような小銭入れには使いやすい。
革を切り出すときは、ボールペンで記した線よりも内側を切るようにする。
線の上を切ると、必ず黒い跡が革に残ってしまうので、意識的に内側を切るようにしている。
裏地の取り付け
最初に、裏地を取り付ける。
としたところで、いきなりずれてしまった。
接着時のズレではなく、どうやら、革の大きさが違っていたようだ。
大きなものを作るなら、革を伸ばせば多少はごまかしがきくけど?、小物類のレザークラフトでは、小さなミスも許されない。
しかも、コーナーの切り方もカクカクだし…。
経験上、薄い革ほどスパスパ切れる一方、切りすぎてカクカクになるような気がする。
ホックの取り付け
ホックは、ジャンパーホックを使用。
足の長さが足りないのでジャンパーホックを使った。
この作り方は、正しくない。
正しくない作り方だとわかっているのだけど、正しい作り方がわからない。
ちなみに、正しいのはたぶんバネホック。
バネホックのほうが強度は弱いが簡単に閉じることができる。
ジャンパーホックは、その名の通り、ジャンパーなど、丈夫なものを取り付けるためのホックだ。
その分止めるのが固いので、革が伸びそうな気がしなくもないけど…。
菱目打ち
外周全体に菱目打ちを行う。
菱目打ちを行う前に、デバイダーでけがいて目印を付けているのだが、どうしても少し歪んでしまう。
友人から、菱目打ちをまっすぐに打つ方法を教えてもらってからはだいぶましになったけど…。
ここまでの状況
以上が、縫い付け前までの作り方。
ジャンパーホック、メス側下の菱目打ちは、打っても打たなくてもいい。
ここには取り付ける革はないので、単なる飾りとなる。
次は、縫いの工程。
作り方はこちら。
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