黄金色のボックス型コインケースに再チャレンジ(1/2)

菱目打ち

以前に、黄金色のボックス型コインケースを作った。
目下愛用中だ。
が、正直出来には満足していない。
ということで、今回は、同じ色ののものをもう一点、レザークラフトで制作してみることにした。

革の染色

最近は、ヤフオクで落札した色の付いた革が減っているというのと、レザークラフトでの染色の技術を学び始めたということがあって、革には自分で色を付けている。
染色には、レザークラフトの定番、クラフト染料を使っている。
水性の染料で、とても使いやすい。
いろんな塗り方があるだろうが、個人的には染料は全て刷毛で塗っている。
使用したのは、鮮黄と赤。
鮮黄に赤を少しだけ混色して、黄金色とした。

型紙について

もう何度もボックス型コインケースを作っている。
黄金色のものだけではなく、紺色のものや、赤色のものなど。
なので、型紙は使いまわし。

ボックス型小銭入れの型紙(図面)

上図のような型紙を使っている。

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材料の切り出し

型紙から切り出した革

型紙に目印を付け、丁寧に材料を切り取る。
材料をいかにきれいに切り出すかで、レザークラフトの良し悪しを決定するという人もいるが、コーナーのところが難しく、そんなに完璧には切り出せない。

コバ磨き

切り出した材料のうち、マチの上部など、いったん取り付けてしまうと後でコバ磨きできなくなってしまう部分は、先に磨いておく。
磨く前に、コバをヘリ落としで面取りする。

ヘリ落としでの面取り

ヘリを落とすと、コバが丸くなり、よりきれいに見える。
が、革が厚さ1ミリしかないので、よくよく考えてもみれば、もしかしたら、不要な工程なのかもしれない。
と、後で思った。
一体どんなもんなのだろう。

コバの染色

ヘリを落としたコバに、クラフト染料で色付けし、トコノールをつけて、ウッドスリッカーで磨く。
ヘリを落とすと当然コバを磨きにくい。

コバ磨き

しかもコバを磨けば磨くほど、コバが潰れてしまう。
断面が薄いので、ある意味当然。
やはりコバは薄くし過ぎなのだろうか?

こういうピンポイントなところは、独学でやっていると全くわからない。
やはり、レザークラフトを習っている人は、こういうところのノウハウが早く溜まっていくのだろう、という気がした。

内装の取り付け

ホックを取り付ける部分には、内装をつける。

角をヤスリで削る

外装のカーブの部分と内装のカーブの部分は、どんなにていねいに切り出してもピッタリと合わない。
接着剤で貼り付けると、ずれているのがわかる。
なのでここは、紙やすりを利用して磨いて、帳尻を合わせる。

菱目打ち

菱目打ちを外周に打っていくのだが、今回はイマイチまっすぐにならなかった。
いつものように、菱目打ちは、左から右ではなく、奥から手前へ行ったのだが、微妙に蛇行している。

菱目打ちが蛇行している

少しでも気を抜くとガタガタになってしまうから、慎重な作業が必要だ。

菱目打ちが終わったら、次の工程、マチの取り付けへと進む。

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