ボックス型コインケースを作っている。
初心者だし、作り方なんて偉そうに言えるわけではないけど、せっかくなので、制作方法を説明してみる。
ここまでの作り方
ここまでに、自作した型紙を元に革を切り出して、ホック付けをした。
使用したのは、足が長いジャンパーホック。
これが正しいとは思えないけど…。
そして、外周全体に菱目打ちをした。
マチの取り付け
ここからが本番。
マチを本体に縫い付けていく。
その前に、マチと本体の両方に丁寧に接着剤を塗る。
手につかないぐらいまで乾いたら、両者を貼り合わせる。
乾く前に貼り付けると接着剤がはみ出てしまい、コバが汚くなるので要注意。
マチの縫い付け
マチの方には穴が開いていない。
なので、本体の方から、菱ギリで穴を開ける。
マチの革が0.5ミリとすごく薄いので穴開けは簡単だが、ちょっと力を入れただけですぐに穴が開いてしまうので、注意が必要だ。
染色した革は、中まで色が通っている、いわゆる芯通しではなく、ただ単に銀面と床面を染色しただけなので、穴を開けるとヌメ革の地色が出てしまう。
そして、縫い目から微妙にヌメ色が見えてしまう。
この部分はどうすればいいのだろう。
作り方を解説みたいなことを描いておきながら、実はどうすればいいかわかっていない。
今度、レザークラフトの師匠に聞いてみることにしよう。
マチのコーナー部
マチのコーナー部は、ラウンド型になるように、ゆるく切り落としておいた。
が、これが実は失敗。
正しい切り方は真逆で、切り欠くようにするのが正解。
おかげで、マチが変な形でにはみ出してしまった。
今回は、セーフティーベベラーではみ出した部分を切り落とした。
縫い付け完了
ここまでの制作過程を終えると、写真のような出来上がりになる。
縫い目が若干おかしかったり、縫い目からヌメ色が見えていたり、接着剤が一部はみ出したりと、ツッコミどころは満載だけど、パッと見、形にはなっている。
コバを塗って完成
コバを塗ると、ぐっと作品ぽくなった。
が、やはり、アラが見えなくもない。
と、いうのが、ボックス型コインケースの作り方。
もっともっとうまくなって、
「これが自分の作品!」
と、胸を張って言えるようになりたいし、
「ボックス型コインケースの作り方はこちら」
と、上から目線で書いてみたい。
面白いし、失敗談など参考になります
コメントありがとうございます!このコインケース、ジャンパーホックを利用して作ったのですが、ジャンパーホックだと強度が強すぎて革が延びるので、バネホックの方がいいです。