前回作ったロングロングウォレットは、サイズ等に色々問題があった。
今回は少し型紙を改良して、実用に耐えうる財布を作ることにしたので、作り方とともに公開してみる。
前回制作した長財布の問題点と型紙の修正
上の写真が、前回制作したロングウォレット。
前回制作したロングウォレットは、コインケース部分のかぶせが小さかった。
コインケース本体部分の設計ミスだ。
また、すべて完成してカードを入れたら、カードが入らないという致命的なミスもあった。
これらの問題点を改良すべく、型紙を若干修正してみた。
具体的には、かぶせが大きくなるよう、コインケース本体の型紙を大きくしてみた。
そして、確実にカードが入るよう、財布自体の大きさを、
長さを19センチから20センチに拡大してみた。
ロングウォレットの型紙
でき上がった型紙はこちら。
型紙は、A4サイズ4枚からできている。
実際は同じ大きさの革を複数枚切り出すことになるので、革自体は30dsぐらいは必要だろうか(適当)。
↓↓型紙のダウンロードはこちら↓↓
材料の切り出し
メインとなる革は、0.9mmのナチュラル色のもの。
ヤフオクで仕入れたものだ。
コインケースの部分は、かぶせの部分が0.9mmだと若干心許ないので、2.0mmとした。
革の色は同じくナチュラル。こちらも、ヤフオクで仕入れたものだ。
外装も、ヤフオクで仕入れたハギレ。
こちらは栃木レザーのタグがついているので、たぶんかなり質のよいもの。
ヤフオクで仕入れる革にはよい悪いがあり、中にはかびているという悲惨なものがあったが、今回は、大当たりの落札分を使う。
下準備
切り出した材料の床面を、トコフィニッシュで磨き上げる。
トコフィニッシュを塗布した後、ガラス板で擦ることにより、床面の毛羽立ちを抑えることができる。
完成してしまったら磨けなくなるコバも、トコフィニッシュを塗布した後、ウッドスリッカーで磨いていく。
コバは、磨けば磨くほどきれいになると思っていたのだが、裁断面がきれいで、重ね合わせがないと、意外なことに、少し磨くだけでもきれいになる。
磨き忘れには注意が必要だ。
うっかりして、1ヶ所磨き忘れたところがあり、質感、使い勝手ともに悪くなってしまったところがあった。
すべて磨いてした準備を終えたら、次はコインケースの作成だ。
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