ラウンド型小銭入れの作り方を確立すべく緑色のものを制作(2/4)

マチと本体

レザークラフトでのラウンド型小銭入れ。
正しい作り方をマスターすべく、練習している。

ラウンドファスナー型小銭入れはもう何度も作っている件

これまでに作ったラウンドファスナー型小銭入れ

ラウンド型小銭入れは、もう何度もレザークラフトで作っている。
茶色のものをはじめ、赤色のものや、焦げ茶色のものと続々と制作している。
それぞれの写真は、上のリンクや、前回のレザークラフトのページから確認することができる。

前回のレザークラフト

前回のレザークラフトはこちらに書いたが、このページでも下記にさっとおさらいしておく。
前回は、染色を行ったヌメ革から部品を切り出した。

革の繊維方向

簡単なことだと思っていたが、ヌメ革の繊維方向が思いもよらぬ方向になっていて、危うく材料が切り出せないところだった。

型紙に沿って切り出した革は、すべてのコバを染色した後、磨いた。
意外と磨く面が多く、時間を取られた。

使った型紙

今回使った型紙も、これまでの作品と同じものを使っている。

今回のオリーブ色のコインパースを作った後、マチの形状に問題があることに気づいた。
具体的には、マチの中央部の形状が異なる。
今回の作品では頂点がとんがっているのだが、実際に完成してマチを折り曲げると、みっともないことになってしまう。
下の型紙は、修正後のもの。

ラウンドファスナー型小銭入れの型紙

↓↓型紙のダウンロードはこちら↓↓

 本体の折り曲げ

ここからが今回のレザークラフト。
まず、コインケースを2つに折り曲げる。
コインケース用に切り出した型紙は、9センチx10センチ。
長手方向を2つに折りたたみ、9センチx5センチにして、しっかりと折りぐせをつける。
折り目のところを水で濡らすと、折りやすいうえに、折りしわが付きにくい。

本体をマチで包み込む

次に、本体の両側に、マチを取り付ける。
マチの中央部1センチと、本体の両端5ミリは、あらかじめやすりなどで荒らしておく。

本体とマチの両者に接着剤をつけ、乾いたところで、両者を圧着する。
左右対称に取り付けるのが意外と難しかったりする。
この部分の作り方のコツがあればいいのだけど…。

マチをコインケースに接着した様子

よくわからないので、そっと取り付けながら少しずつずらして帳尻を合わせる。
そして一気に圧着。

マチへの菱目打ち

マチを取り付けたら、両端を菱目打ちする。
デバイダーでケガキ線をつけ、ケガキ線に沿って菱目打ちをする。

隙間

今回のレザークラフトでも、案の定、隙間ができてしまった。

菱目打ちも、ほんの少しでもずれると、裏側が残念なことになってしまう。
直線にするのはもちろん、垂直に打つのも大事だ。

コインケースとマチの縫い付け

マチへの菱目打ちにが終わったら、マチとコインケースを縫い付ける。
ここは特に注意点はないし、作り方で悩むこともない。

コインパースの内装

縫い付けると、上の写真のような状態となる。
これで内装はできあがり。
続いては、ラウンド型小銭入れ作成の本番中の本番、ファスナーの取り付けだ。

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