ふだん使ってるロングウォレットの作り方(5/5)

レザークラフトで作ったロングウォレット

レザークラフトで作ったロングウォレットを愛用している。
1年以上前に作ったにもかかわらずなぜか作り方をアップしていなかったので、このタイミングで書いてみることにした。

これまでに全てのパーツはできあがっている

ここまでの工程はざっくり言うと、
材料を切り出し
外装を作り
コインケースを作り
コインケース部分にカードケースを取り付け
反対側のカードケースも作った

最後に仕上げとして、全てを貼り付けて縫い合わせた上にコバ磨きをしていく。

型紙について

せっかくの手作りなので、型紙も手作りしてみたかったので、型紙はもちろん自分で作った。
他の人にも使っていただけるよう、型紙は無料でダウンロードできるようにした。

↓↓型紙のダウンロードはこちら↓↓

ただしこの2つ折りロングウォレットは、以前別のロングウォレットを作ったときに微妙に小さくなってしまったという苦い過去があるので、少し大きめに作ってある。
なので、型紙をダウンロードして使用する際には、少し留意しておいてほしいです。

使用した型紙

ちなみに、使用した型紙は、下の図の通り。

2つ折りロングウォレットの型紙

外装と内装を貼り付け菱目打ちする

菱目打ち

張り合わせたパーツを慎重に菱目打ちしていく。
菱目打ちは、直線になることは当然だが、垂直に打てているかを入念に確認しながら慎重に行う必要がある。

特に今回のように革を何枚も重ねていると、表面が真っ直ぐに菱目打ちできてても裏側を見るとがたがたになってしまっていることがあるので、慎重には慎重を重ねる必要がある。

コーナー部分の菱目打ち

特にコーナー部分外れてしまうことがあるので、ゆっくりと焦らずに菱目打ちするのが懸命だ。

外周縫いの完成

手作りロングウォレット

外周をすべて抜い終わった。
縫い終わるとすっかり財布らしくなった。

ロングウォレットの全体写真

ただ、コバが磨けていないので、全体的に荒っぽい印象を受ける。
ということでコバを磨く。

コバ磨き

コバ磨きは、レザークラフトの作品のクォリティをものすごく左右する部分だ。
コバを磨けば磨くほど、作品がきれいに見える。

なのだけど、時間がかかる上に成果が見えにくいので個人的にはあまり好きではない工程だったりする。

コバ磨きは、元々のパーツの貼り付けがきれいであればきれいであるほど時間もかからない上に仕上がりも美しいので、ていねいな作りというのは本当に大事だ。

コバ磨き完了

ということで時間をかけながらコバを磨き終えた。

ロングウォレットの完成

ということで、やっとのことでレザークラフトの新作品、ロングウォレットが完成した。

ロングウォレットができた

海外のお札を入れてみた。
うん、それっぽい。

ロングウォレット

閉じるとこんな感じになる。

自作財布を閉じた状態

今回の作品は満足だ。

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感想、コメントなど

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  1. 匿名 says:

    財布を閉じた状態での外観が見たいです!

    • 敏夫 says:

      こんにちは!
      1枚追加してみました。

  2. Ten says:

    すみません。

    型紙の所でも質問させていただいたのですが、

    もしかしたら気づいていらっしゃらないかと思って、

    こちらでも、質問させていただきますm(__)m

    型紙の外装の角の部分が丸くなっていないのはなぜでしょうか?
    裏地と接着する時に角を丸くするのでしょうか?

    私が何か勘違いしているかもしれませんが、時間がある時に答えていただけると幸いです。

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